一夢庵風流記 in Sweden

Linnaeus University (Kalmar) Sep.2015-Jun.2016 Exchange Life ~脚本演出:Nats~

<日常編>第2場:スウェーデンの物価と消費税

 

Hej, hej! Svenskaの試験も終了したところ…頭をSvenskaからJapanskaにゆる~く切り替えて、息抜きに第2場に取り掛かります。

 

第2場は、Swedenの物価と消費税について。

前回第1場では、気候について述べましたが、みなさんきっと北欧の物価と消費税も気になりますよね?…ということで私の感覚を基準として(一般的な日本人の感覚とみなす)、「食品」「日用品」「服飾品」の3つに分けてご紹介しましょう(^ω^)

 

本題に入る前に…そもそも皆さん、スウェーデンの通貨ご存知ですか?

スウェーデン・クローナ(Svensk Krona)、通貨コードは“SEK(セック)”。

1SEK=14.35円 ※2015年10月20日現在

大体15円で計算しています。〇〇SEKに×15すれば、大体の日本円ですね。

こちらが通貨です!

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紙幣は、20/50/100/500/1000の4種類(残念ながら1000SEKは持っていない…)

コインは、1/5/10の3種類(2SEKも存在するらしいが、ほぼ出回ってないとのこと。ぜひ欲しい…!)

コインには王冠マークが入っています。というか、いたるところの公的機関のマークには、大抵王冠が入っている気がする(^ω^)笑

そして本題へ…まずは物価から。

 

 

① 食品

私の感覚では、食料品類はそれほど高いと感じることはないですね。

野菜・果物類は量り売りが基本。つまり〇〇SEK/1kgで売っているわけなので多少比較しにくいですが、日本人にとってはそんなに苦しい値段ではないと思います。肉や魚もだいたい同じか、ちょっと高いぐらいかな。乳製品類や調味料なども、特別高いとは思わないです(すべてモノによりますが)。

ただし日本米に近いお米や、日本食品類を手に入れようとしたら、少し値が張ります。こればかりは致し方ない。

 総評:食料品類はほとんど日本のスーパーと同じ感覚(安いと感じることはありませんが笑)。普段通り自炊すれば、生活が苦しくなることはないかと。

 ※ スーパーについてはまた一つの記事として投稿したいと思います。なにせ私は外国を訪れた際に、地元のスーパーに入るのが好きなんです!これも立派な観光地巡りだと思っています。笑

 

② 日用品

日用品に関しては多少高いと感じてしまいます。おそらく大きな原因は、日本の100円ショップと比較してしまうため。このくらいなら、日本では100円で揃えられるんだけどな~と思うものが多いためでしょう。

特に個人的に掃除用品に困ってます。日本のコロコロがほしい!笑

バス用品(シャンプーなど)、洗濯用品(洗剤など)は、まあ少し高いぐらいです。化粧品なんかは、安いもの使おうと思えばいくらでもありますよね。

総評:100円ショップで買えそうなものに対しては、高いと感じてしまう。あとは生活必需品だから買わないわけにはいかないし…だったら問題なく許容範囲といったところかな

 

③ 服飾品

服やアクセサリーに関しては、高いと感じざるを得ません。我々の味方H&Mも、日本よりは高いと感じます。しかし、私個人の趣味としてこっちのマネキンや服のデザインがすっごい好み…よって多少は我慢することに。1年だけだし、あまり服増やしたら母親にどやされるので…(つまりその経験アリ笑) それだったら旅行費に回したほうがいいですしね~

総評:高いと感じるが、防寒具だけはしかたない。健康でいる事が先決。笑

 

 

…と、ここまで私の感覚をもとに、物価について見てきました。

高いと感じるにはワケがあるのです。それは消費税。

では、Swedenの消費税金制度とはどうなってるのでしょうか。

(以下、スウェーデン大使館HPより)

 

Swedenの消費税は一般的に25%。ただし例外もあります。

食料品、ホテル代、交通費など:12%

書籍や新聞などと文化事業に関わる一部商品やサービス:6%

 

服飾品は25%、食品は12%…となるわけです。所以がわかりますねー笑

仮に消費税が日本と変わらなければ、ほぼほぼ同じ価格になるのではないかというのが私の推測。

 

福祉国家は、消費税を含めたこれらの税制によって支えられています。税に関して大きな不満を持ってるスウェーデン人にはまだ出会ってませんねー、とはいってもまだ何人かとしか出会えてないのですが。

 

最後に番外編:お酒(…重要!笑)

こちらは高いです。また、アルコール度数が高くなればなるほど、税が重くなります。ちなみに、アルコール度数3.5%以上のお酒に関しては、普通のスーパーやコンビニでは買えません!Swedenではアルコールの専売制を採っているため。そのせいで少々お酒買うのが面倒くさい。…が、何がテンション上がるって、アルコール飲料の種類の数!!日本の普通のスーパーぐらいの規模に、所狭しとお酒が並んでいる!特にワインの数がすごい、どの銘柄が美味しいとかがわからないのが残念…。そして30%以上のウイスキーやウォッカもたくさんあるある。笑

アルコール専門店についてもまた別の記事にて紹介します(^^♪

と、なんだかすごいテンション上がってますが、まさか毎日飲んだくれてる訳ではありません。週末に飲み会やクラブがあればの話です。両親へ笑

 

さ、<日常編>第2場もこの辺で…次回は盆を回して場面転換しようと思いますo(^▽^)o

 

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↑今週開催されたInternational Market 

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約15カ国の出店。美味しかった〜

Nats