一夢庵風流記 in Sweden

Linnaeus University (Kalmar) Sep.2015-Jun.2016 Exchange Life ~脚本演出:Nats~

<留学編>第2場:Linnaeus Universityの単位制度

 
こんにちは!

交換留学申請時期も迫ってきてるようで、何人かの方から質問をいただいたので、何よりも先に急ぎで<留学編>書きます〜笑

 
今回は、私が通っている大学 Linnaeus University (以下LNU)について。特に、質問が多かった単位制度に焦点を当てていきます。それでは…
 
 
そもそもスウェーデンの教育制度は、日本とまったく異なります。
いわゆる詰め込み教育ではなく、学生が考えるプロセスや学ぼうとする自主性を重視します。そのため日本と比べて、学習テンポはかなりゆっくりしてます。
 
 
そのため、履修を組む際に
ココだけは押さえておくべきポイント!をいくつか箇条書きしていきます。
 
  • 授業の最小単位は7.5単位/最大単位は30単位
  • 1セメスターでの上限単位は、30単位
  • 1セメスターは、4タームで形成される
  • 1タームは約1ヶ月
  • 各タームに1つの授業が一般的
 
 
つまりこういうことになります↓
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もう少し詳しく…
私が履修してる授業を参考にしながら説明していきます。
 
私が履修してる授業は4つ
  1. Beginners' Swedish, part 1 -ターム1, 67%, 7.5単位
  2. From the Ice Age to Viking Age, An introduction to Scandinavian Prehistory -ターム1, 100%, 7.5単位
  3. Scandinavian Tourism Management -ターム1〜2, 100%, 15単位
  4. Archaeology and Time Travel * ーターム3, 100%, 7.5単位
 
1タームに1つの授業が一般的なのですが、何故かターム1に3つの授業が入りました。私の履修段階の計画ではこうなる予定ではなかったのですが笑 そのためターム3,4が空っぽになってしまうことに授業が開始してから気づきました。笑 ということで、ターム3に開講される授業で興味があるものを探し…結局良くしてもらったArcheolgyの先生に相談してターム3にあった別のArtheologyとTourism範囲の授業を交渉していただきました。そのため最終的に37.5単位になっています(留学前の履修段階で30単位以上履修することは不可能です、今回のケースは特別だと思ってください)。
 
 
100%とは簡単にいえば、授業進度のスピードを表しています。つまり50%の場合は、100%と比べて二分の一のペースで授業を受けていくことになります。
100%=週4時間×1ヶ月 → 50%=週2時間×2ヶ月
という具合に。ちなみに授業は1回大体2時間です。
 
時間割りについては、一限◯時〜◯時と定義することができません。1タームに1つの授業履修を想定しているためか、授業時間がかぶるということも普通に発生します。学校側が時間割を組むということをしないのです。笑 私はなんとか大丈夫でしたが。笑
 
とはいいつつも先述したとおり、APUとは比較にならないほど、こちらでは時間があります。笑 ターム1つに授業3つ入ってても、一日4時間〜5時間×3日という1週間。つまり授業無い日のほうが多い。APU生って凄いな〜とか改めて思ったり。笑 まあ一応授業の予習復習は欠かせないし、人より時間をかけなければならないのでその辺りは自分でやらねばならないところ
 
 
そして気になるであろう単位変換
結果から述べるとこのように。
LNU7.5単位→APU4単位
LNU15単位→APU8単位
結局私はこのセメスターで20単位予定の計算に。アレ、自分で心配してたほど意外とそうでもない…大丈夫そうかもと思っているところです(こちらで単位取得できればの話ですが←)。ただし、単位変換の際に気をつけなければならないのは(特に3回生派遣の方)、専門として変換されるかどうか。こればかりは結果を貰えない限りなんとも言えません。ただしせっかく、APUから離れて、留学先でしか学べないことを学びにいくのだから、深く考えずにとりたい授業をとってください(^^)! 単位はあとでなんとかなりますきっと笑 と自分にも言い聞かせています笑
 
最後にキャンパスについて。
LNUには、VäxjöKalmarの2つのキャンパスが存在します。もとは別の大学だったものが、合併し一つになった比較的新しい大学です。キャンパスはどちらか一方を必ず選んでください。通うことはほとんど不可能です。日本でいう特急電車に1時間程揺られなければなりません。
 
2つのキャンパスの大きな違いは
Växjö→キャンパスが一つに、日本人がいる、LNUのいわゆる本キャンパス
Kalmar→キャンパスが学部ごと街中にバラバラに、日本人が超少ない、ビジネス系が強い
ざっくりいうとこんなところ。開講されてる授業が異なるので、確認してみてください。私は専門が観光なのでKalmarを選択しました。
 
 
ということで、LNUの単位制度についてお話してきました。質問がある方は、ぜひ連絡してくださいね(^O^)
 
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(Nobel Museum より)
 
Nats