<日常編>第一場:スウェーデンの気候
本日から日常編も、”気候”を第一場として開演致します。
さて、私が予想する北欧またはスウェーデンにもつ皆さんのイメージ…ここに“極寒の地”というのがあるのではないでしょうか?
スウェーデンって住むにはどうなの…!? スウェーデンの生活ってどんな感じ⁉︎
…実際のところどうなのでしょうか。このあたりを命題として、今後日常編の話を進めていきますね(^^)
時はさかのぼり…私がコペンハーゲン空港に到着した8月26日。
国境を越えるため(私の住む地域は、ストックホルムから入るよりコペンハーゲンから入ったほうが近い上に便利なのです)プラットホームで電車を待ちぼうけ。
屋根はあったけど、ほぼほぼ外に晒されてる状況。
気温までは覚えていませんが、日本出国時には腰に巻いていたパーカーを着なければ風邪引く!と思うくらいでした。
スウェーデンも変わらず…シャツの上に長袖羽織ってましたね。ストールもしてた。
9月の中頃過ぎた頃には、ブーツを履いていても不思議じゃない季節に。笑
ただ日中は快晴日がほとんどだったため、着脱しやすい服装。日が差してると温かくて最高に気持ち良いんです!
そして今…10月も半ばですがそろそろマフラー人口はもちろん、手袋ニット帽人口も増えてます。そんな最近の装いです。
実際のところ、気温と降水量、日の出日の入り時刻ってどうなってるんだろう?(以下、'15'16 地球の歩き方 北欧版より)
ちなみにスウェーデンは夏季は日が長ければ、快晴の日が多い。雨が一日中降り続けることは珍しいです。
日本と比較してみれば一目瞭然。
日本がどんだけ降るんだよって話になってもきますね。笑 私たちが水に困らない所以がよくわかります。(しかし最近は降りすぎ。台風が出現した!という天気予報をネットで確認するたび、心配になります)
私が住んでるKalmarは、スウェーデンの南側に位置する上に、海流の関係でスウェーデンの中でも比較的暖かい地域らしいです。冬どれだけ雪が降るんだろうか、豪雪で学校行けないとかあり得る?って思ってましたがその心配は要らなそう。年によるらしいですが、雪が積もるくらい降るのは1週間ぐらいだとか。昨年なんかは2,3日だったらしい。
とはいいつつ、やはり寒さが訪れるスピードは早い。秋というより、私たちの感覚でいえば、もう秋も深まり冬が近づいてる感覚です。緯度が同じような国は、北欧他3国、イギリス、ロシア、カナダくらいでした。笑 うんいかにも寒そう。
そして面白いので日の出日の入り時間も観てみましょう。
皆さんお気づきでしょうか。
6月〜8月スウェーデンは白夜!この時期、22時に外に出てもまだ明るいんです!1ヶ月ぐらい仕事休暇をとる人も多くいるそう。旅行するにはこの時期がベストですよ〜(オーロラ目当ての人は別ですが)
そしてもうひとつ注目すべき点が、冬の日照時間。短い凄く短い。4分の3近くが夜です笑 冬はキャンパス内の元気も徐々に消えてくらしい。笑 太陽が大好きな私にとっては辛いものがありますが、こうなったら自分自身で明るく照らそう!とか思ってます(自分でも何言ってるか謎ですけどw)
ニット系統のトップス
ブーツ1足
アウター1着
マフラー手袋など
それなりの防寒具をひとつずつもってくると便利です。本格的に寒くなってきたら、少しお金かかりますが、あとはこっちで買えばいいと思います。H&Mは私たちの味方です。笑
ちなみに私のオススメは
カイロ
ヒートテック
この2点はこっちでは手に入らないので、日本の知恵に任せましょう。笑
…と、スウェーデンの寒さについて若干脅しのように述べてきました。
しかしながら、部屋の中にいる分にはまったく問題ないようです。こんな暖房が必ず窓際に備わっている上、窓もこの通り。
暖房器具は基本的に、温水パネルヒーターが主流。冬場になると、常に24時間ONの状態で、部屋の中をちょうど良く温めてくれる…Tシャツ一枚でもいられるくらい快適なのだそう!
ちょっと気になったのでSwedenの暖房システムについて調べてみました。
温水パネルヒーターとは、ひとつの熱源(ボイラーやヒートポンプ等)から熱を供給して複数箇所を暖房するシステムのことらしい。エアコンのように暖かい空気が出るのではなく、徐々に空気を暖めていきます。
「温水パネルヒーター」「窓」「断熱材」
この三種の神器により、Swedenの室内はいつでもポカポカ。外から帰宅したら部屋が寒い!朝起きて布団から出られない!なんてこともおこらないらしい。
さすが、環境先進国そして寒い国の知恵。
日本の技術も大変立派ですが、Swedenの知恵から学べることも多くありそうですね(^^♪
Nats