一夢庵風流記 in Sweden

Linnaeus University (Kalmar) Sep.2015-Jun.2016 Exchange Life ~脚本演出:Nats~

<旅行編>幕間休憩7分 Russian Vodka Trip (2016.03.21~27)

 

お久しぶりですみませんm(_ _)m!いつの間に1ヶ月半経っていました…

ホントは年末年始の旅行から投稿しないといけないんですが、まだ写真の整理が追いついてないので、先日行ってきた旅行を冷めないうちに。

実は出発3日前夜になって、この旅程を思い出した私。バタバタしてたもので…なーんてことは言い訳にはできませんよね笑 国内旅行ならまだしも、海外旅行でねぇそれはないでしょ貴方っていう笑 そんな今回は、6泊のうちの4泊が船中泊という船旅。そして久々の旅行中の時差。最終日の夜中にはサマータイム開始で…時差計算に頭が混乱…笑
今回は1つの記事にまとめてしまうのでいつもより長くなりますが、ご了承を。それでは、いきましょう~!!
 
旅先:Tallinn(Estonia)~St.Petersburg(Russia)~Helsinki(Finland)
日程:2016.03.21(Mon.)~27(Sun.)
アクセス:バス/船(Silja Line / St.Peter Line / Viking Line)
メンバー:7人 久しぶりの大人数旅です!
 
 
 
Day 1 - Kalmar ~ Stockholm ~ Tallinn
 
本日は移動日。毎度のことですがストックホルムまでバスで向かい、これまた毎度同じく道中爆睡。本日快晴だったので、途中休憩は外で日光浴。
最近のSwedenは、日の4分の1だった日照時間も2分の1までいっきに復活。そして快晴日和が続いてるので気分も晴れ晴れしてます。
Sea battleと同様のフェリーに乗り込みTallinnへ向けて出発〜 今回メインはロシア。その前段階、気温順応のためにTallinnしっかり挟んでね。笑 
部屋はアメリカモンタナのアリ、オーストラリアメルボルンのアニー、日本大阪のアミと一緒。私だけN始まりで申し訳ない…笑 まさかここにきてネイティヴに囲まれるとはね〜 久々にAussie English聞きました。Americanはちゃんと初日からできあがって帰ってきて面白かった笑
夕食はSweden仕様ミートボールプレート。本日は初日、お酒は控えときましたよ〜(それよりもDuty freeに手が出そうでコワイ…)
さてこれから1時間日本に近づきますよ( ^ω^ )
 
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Day 2 - Tallinn
 
11時にタリン到着。到着して気づく…此処はまだ冬であった。雪は残ってるわ、凍ってるわ、挙げ句の果てには降り始めてるわで寒い寒い。最近Kalmarが暖かかったから舐めてました。皆でホテルに大移動してチェックイン。そうホテルなんですホステルじゃなくて。安いといえどもホテルはホテル。お久しぶりです。笑 荷物置いてすぐにガイドツアーへ。ガイドが美しい…職業柄声を張れないのはどうかと思うが、がしかし美しいから許す。(単純) 聖オラフ協会→市庁舎広場→トーンペアの丘→アレクサンドル・ネフスキー大聖堂と周って一時解散。
 
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7人で前回と同じ場所にてランチ。今回はポークリブ…美味。昔旧市街を囲んでいた壁の一部に登ったり、ショッピングしたり…そしてまた食。笑 あみがみつけて行きたかったチョコレートケーキのお店でティータイム。こちらも文句無しで美味。しばらく談笑してから、スーパーに向かい軽食とアルコール確保。ビールが感動するほど安かった。そしてタリンにてチョーヤ梅酒に遭遇、こりゃホンモノだ。ビールは軽めの味。ヨハンの部屋でみんなでお話しながら楽しく今夜は嗜み程度。うんやっぱりこういう飲み方が一番肌に合います。付けっ放しのCNNからはずっとブリュッセルの爆発テロについて流れてました…もうヨーロッパはどこも混沌としてるね。北欧は最後の砦という感じがします。
 
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Day 3 - Tallinn ~ St.Petersburg
 
9時前に起床して、9時半に朝食。ビジネスホテルの朝にしては種類が豊富で美味しかった。何故かゆで卵が美味しく感じて二個。笑 11時にチェックアウト、荷物を預けて再び旧市街へ。前日に見つけた可愛いお店狙って出発〜本日のランチもエストニア料理。といっても特に名物は肉以外ないらしいが笑 昼は軽めに鶏肉のスープ。見たところ良さげな選択でした。ちなみにYohanが熊肉をオーダーし、人生初熊を食す。こんな機会じゃなきゃ、普通は食される側だからね笑 人間が熊を捕食した瞬間でした。ちなみにお味の方は…うーんケモノ感。笑 色は黒めでちょっと臭みあってパッサパサな感じ。捕食されてもなお消えないケモノ感でしたね笑
 
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ランチ後はゆっくり歩きながらホテルへ戻り、また大行列でターミナルへ〜今回はVisa Free Trip…ロシアは団体旅行なら72時間Non Visaらしい。
そして思わぬところで欧米人の傲慢さを目の当たりにする日本人…笑 くじ引きがみんなCheatingして、全くくじになってなかったという…(^_^;) 越境するのにボーディングチェックをうけ…パスポートを身分証明じゃなく旅券として久々に機能させたなぁ笑 再びここにて、事件発生。アリの友達が荷物を落としグラスを割る。すぐに手伝い始める我ら日本人2人。笑 
フェリーは荷物検査でアルコール制限もありロシア行きのほうが大きかった!夜はビーフストロガノフ、これで二日間で牛豚鳥制覇笑 部屋では中国と日本で政治歴史について話してたら、マーカスが帰ってきて、エリックと討論…マーカスクレバーすぎる!Sweden人には日中のアジアの話は難しいだろうと思ってたら、世界のことを縦横意識で把握してる〜そして2人ともネイティヴじゃないのに英語で難なく話してて、私はついていくのに精一杯だったなぁ。
 
 
Day 4 - St.peterberg 
 
朝ギリギリに起床して、焦りながら準備…して間に合ったのはいいものの、まず下船するのに一時間近く並ぶ。そして入国審査で並ぶ、でまさかの引っかかる経験をする笑 全員をマズイ奴らというような疑いの眼差しが、もう恐怖しかうまなかった…パスポートの写真も昨年の夏のものなのに疑われるし、口に出す言葉も信じないという感じだったな笑 policeに連れてかれて行ってみたら、中国人の友達始め、特にAsianがわらわらと待ってて…ああいう状況に置かれると、知らない人たちの間に何故か絆が生まれるよね笑 みんなで非効率だとか話して待っている。さながら、インフル大流行時の病院待合室のようなものか。笑 どうやら2日前にブリュッセルで起きた爆発事件が余計に審査を厳しくしてた模様。時が悪かったなぁ。私はとりあえず無事抜け出せて、ツアーに参加。しかしまさかの行き過ぎたタイムロスにより超早足観光。ペトロパヴロフスク要塞→ロストラの燈台柱→血の上の救世主教会→聖イサク大聖堂と周って、お昼時間。私がたまたま車窓から見つけたまさかの麺屋政宗!これはホンモノだ!と思ってフランス人と日本人3人でお昼。どうやら東日本大震災でのロシアの支援に感謝してお店ができたらしい。もうひとつひとつ全てのものに感動する!店の中だけ国は日本そのものだった笑 トイレはTOTOのウォシュレット完備。便器は暖かい。日本のトイレは世界一。でてくる食べ物は日本の味!ラーメン、丼もの、ビール、お茶、デザート…私は迷った末にこっちでは作れない天丼を注文。日本と値段変わらないし留学始まって以来、初のホンモノの日本食にひたすら感動してました。笑 
 
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昼食後ホステルチェックイン。今日の宿泊場所は、まさかの私史上過去最多、14人部屋にmixで詰められる。笑 ホステルのシステムは全体的に雑。一泊だから我慢できたけどね笑 少し休憩してガールズでRussian Folk Showへ。世界で2番目に深い場所にある地下鉄にのって、会場のPalaceに到着。私が想像してたよりもちゃんとした会場で、ショーも大満足。幕間はシャンパンと軽食提供。ショー終了後、街中にでてロシアンファーストフード店で夕食。なかなか美味。帰りも安価でタクシー使用。スウェーデンに今いる身としてはいろんなものが余計に安く感じる。ロシア1日目はいろんな意味で刺激的でした。
 
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Day 5 - St.Petersburg ~ Helsinki 
 
ロシア2日目は8時に起床、9時に出発し、朝食をいただく。朝食には十分な量でたった200円近くで食べられた… なんて安さだ笑 そのままガールズたちはショッピングへ。ネフスキー大通りを見つけるまでに時間がかかってしまい、ベストなお土産やさんを見つけられなかったが、無事ショットグラスサイズのマトリョーシカGET。マトリョーシカって本当に高いんだね〜可愛い子たくさんいた中で厳選してきた〜笑 そういやスタバのタンブラーもロシア限定のマトリョーシカで可愛かった!私はストックホルムでタンブラー買おうと最初から決めてたので諦めたが、行く方は是非。笑 集合場所のエルミタージュ美術館→冬宮殿まではバスにて。どこでお金払うんだろーって思ったら、バスの中に人が常時いてその人に払ってチケットをもらう仕組み。そして70円。安い。美術館のチケットをもらって、ガイドツアーへ。留学中の旅行で初めて最近の日本ガイド式イヤホン仕様だった。凄く大きい美術館で所蔵品の数も多く、すべてを丁寧に回るとしたら丸一日いられるだろうな。美術館後の自由時間で、スーパーにて食料調達。男たちはウォッカを大量買い。そしてここで謎の金銭感覚を発揮する私。計算せずにレジに持っていったら残額を150円程残してルーブル使い終わる。自分で自分に感動笑 そしてホステルに戻り、バスで港へ。出国審査も怖かったー昨日の今日で怯えずにはいられない笑 なんか電話されたけど無事通過して乗船。Conglatulations!
 
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今夜は同じグループの中にいた、ヨーテボリ大学に通う日本人と日本人会開催〜!こっちで日本人見かけると勝手に親近感湧くよね、だから私は日本ではほっとんどしないけど、簡単にナンパできる笑 その後、この旅初パーティー参加。と思って行ってみたら…人少ないっ!笑 とりあえずテンションをそこの環境に合わせるために、ウォッカとビールをオーダーする女S。それでも足りない女Sは人のサイダーの残りをいただく。笑 夜中2時までダンスして就寝〜 久々の夜遊びでしたとさ。
 
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Day 6 - Helsinki ~ Stockholm 
 
初ヘルシンキ上陸!着いたらすぐにバスでホステルへ荷物を預ける。そこから1時間半のガイドツアー。ウスペンスキー大聖堂→ヘルシンキ大聖堂→カンピチャペル→石の教会(テンペリアウキオ教会)…しかし今日はfoggyで写真が真っ白〜ザンネン。
 
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ヘルシンキはストックホルムより小さい印象。街並みも似てたな。ただ建築物がロシアよりのものがあったり、北欧の中ではちょっと異色扱いではあるんだよね。ちなみに公用語はフィンランド語とスウェーデン語。街中ではどちらの表記も見られました!ガイドツアー終了後、自由時間にてお昼はFinnish寿司buffetへ。笑 いろんな国で寿司を広めてくれてありがとう中国人の皆様笑 ちょっと違うんだけどね、結構違ったりもするんだけどね、笑 見た目が寂しいのはわかりますが、だからといって見た目をカラフルにする必要はないんですよね。寿司はシャリとネタというバランスが大切なのです…とはいいつつ面白いのでご覧くださいフィニッシュ寿司。笑
 
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その後元老院広場近くのオシャレなお店が並ぶ場所へ〜女の子がいかにも好きそう!って感じのビンゴなお店たくさんだったなぁ。今まで行った国の中でフィンランドが一番ポストカードオシャレだった。そしてフリータイム終了して、荷物を持ってバイキングラインへ。初のバイキングライン。今までの船よりスケールが小さかったけど、設備十分。実はDuty FreeでRay-Banが30%OFFだったので、衝動買いに近い形でまさかの購入。誘惑に負けました。ゴメンなさい、こんな形で親に報告する私はかなり卑怯だ笑 今夜はLast nightということで、パーティーへ。Sea battle以来のカオスだった〜人多すぎしかも初めて欧米の女のガチ喧嘩を目の当たりに…怖かったわ〜たぶんあれは男の取り合いだった気がするけど苦笑 海外である浮気現場発覚番組のケンカそのものでしたよ(^_^;) 今夜はそんなに飲んでなかったから、雰囲気酔いでノリきりました笑 フィンランドは、オーロラとサンタクロースに会いにまた必ず来ると決めたからまた来ます!
 
 
Day 7 - Stockholm ~ Kalmar 
 
朝9時にやっと起きて帰る準備〜そのままバスにすんなりと乗れるかと思いきやそうはいかず。結局1時間近く待ってバス乗車。途中MAXにてお昼休憩。一週間ぶりにサラダ摂取して美味しくて仕方なかった〜笑 そして直後にまさかのバスチェンジ。こんなことあり?笑 その後は何事もなくKalmarまで到着しました。毎度のことですが、みんな帰りのバスは爆睡状態でだーれも話す人はいない。私一人、iPhoneでひとり文章を打ち続けてました。もちろん書いたあとは爆睡して6時間そんなに長くなかったです。1週間ぶりの我が愛しのベッド~!
 
 
【ロシアの感想】
バスでた瞬間に思ったが、ロシアの街中にあるピンと張り詰めた緊張感に似たような空気を体で感じたな〜自分自身敏感に察知してたようで、なんだか常に試験会場にいるみたいなイメージ笑 それと表情がみな比較的カタイ。そしてかなりキレ口調に聞こえるのがまた怖さを助長してたな。ただロシアは美女の宝庫。イケメンより美女。顔は小さいし綺麗な顔立ちしてる!女性の顔偏差値高すぎます。なるほど、留学中イチオシの美人さんがロシア人の友達であるわけです。かわいすぎて彼女はずっと見ていたいもん笑 ちなみにイケメンさんは、スウェーデンです。笑 
建物はなんだろうな~無骨なものが多い印象。日本で言う廃墟ビルのような外見の建物もちらほら。たまに痛そうな柵が張り巡らされていたり…街中の空気はあまり綺麗とはいえませんでした。至る所で警察にお目にかかることができます。駅のエスカレーター、デパートの入口などなど。本当にあのもふもふした帽子をかぶってるんですね~
正直、今回の旅で私の中に若干の恐怖を残したことは否めません(特に何か恐怖体験をしたわけではありませんが、体で感じる何かがありました)。がしかし、やはりかなり刺激的な国。短い時間とはいえ、訪れることができてよかった!
 
そして旅行中にブリュッセルにてテロが起こり、留学中また起こってしまったかという…それもあっての入国審査の慎重さを呼んでいたと思うけど。今ヨーロッパはどこも100%安全だと思われる場所なんてないよね。陸続きになっていない今比較的かなり安全性が高い北欧までその手が伸びてきたら…と思うと。その時が来たらホントにマズイですね。
と、いいつつも許容範囲を超える待ち時間。中国人の友達はみんな、昼過ぎまで4時間近くかかって、ツアーに参加できずじまいで…本当に可哀想だった。前日から日本のパスポートは強いっていう話をその1人からされたけど、まあそういう類のものを感じてしまったよね。私が友達よりも早く呼ばれて通過できて、私は参加できた。前回の旅のときも同じようなこと感じた瞬間あったし。個人では別に悪くないのに、国籍で疑われちゃうんだから。でもその個人が集まって形成されているのが国であって、もちろんトップ付近がイケナイ場合もあるけどね。世界から見られる自国の位置付けとかイメージとか国力とか…残酷にも予期せぬ場面で浮き彫りにされることがあるよねっていうことね。
とまぁちっちゃな脳みそで、そんなことも考えるロシアでの時間でした。
 
 
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Nats