一夢庵風流記 in Sweden

Linnaeus University (Kalmar) Sep.2015-Jun.2016 Exchange Life ~脚本演出:Nats~

<留学編>第一場:舞台をSwedenに決めた理由


ここは舞台Sweden。そう、極寒というイメージがある北欧の一国。

ということで、まさにそのイメージを裏切らない最近の天候。

こんにちは!寒い地域と大自然に何かと縁があるNatsです。笑

 

さて今日は、Sweden留学編第一場

私がここを舞台として決めた時に、必ずと言っていいほど「なんでSwedenにしたの?」と聞かれました。

そうですよねーSwedenなんて日本人にとっては馴染み薄い国のはず。

う~ん、ノーベル賞ってもしかしてSweden?あ、オーロラ見られるんじゃ?

そのくらいなはず。国旗は?首都は?そもそも北欧の地図のどこ!?(かくいう私も申請するまではさっぱりでした。笑)

 

ということで<留学編>第一場は、私がなぜSwedenに決めたのか、そしてなぜ”Linnaeus University (リナス大学)”に決めたのか、「志望校選択のプロセス」について述べていきたいと思います。秋申請が迫ってきている今。皆さんの志望校選択のヒントになればいいかな~

 

 

私が志望校を選ぶときに考えていた”これだけは譲れない!”

一, すでにもっているスコアで確実に留学内定をいただけること

二, 自分が学修したい分野の学部(Tourism)が存在すること、授業形態の特徴

三, 学校外での環境を思う存分、自分の目標につなげられること

ちなみに、この地域/国がいい!というこだわりはなかったです

(この順番に絞っていきました。一つずつ追って説明していきますね^^)

 

APUには協定校が2015年2月現在、40カ国122校存在します(APUホームページより)。そう、皆さんご存知の通りたくさんの選択肢が存在するのです。その中で自分に適した国や大学を見つけ出さなければならない…これがなかなか厄介で時間を要する作業。

少しでも大学を絞りやすくするために、自分の中での基準を設定しました。それがこの”譲れないリスト”。

 

 

まず第1段階、TOEFL、IELTSのスコア+GPA

これがなければ交換留学へのチケットを得るための土俵にすら立てません。私が申請したのは2回生の秋申請。つまり1年留学したいなら、これがラストチャンスでした。たとえ内定をもらったとしても、最悪の場合、仮内定のまま最後に泣くようになることは避けたかった。今手元にあるスコアで確実に内定をいただける大学で絞っていきました。ちなみに申請当時の私のスコアはTOEFL:528,IELTS:6.0でした。IELTSはほぼ付け焼刃的な感じで受験したのですが、のちのちこれが功を奏しました(LNUはTOEFL:550/IELTS:5.5だったため仮内定は免れた)。もしIELTS受験のチャンスがあるなら、スコアをもってることに損はないと思います。

そしてこのスコア基準はやはり重要。その大学で勉強したいなら最低ラインそのレベルの英語力が必要!という意味。何はともあれ、自分の選択肢の可能性を広げるために、早めにスコア取得することを強く勧めます。

 

そして1回生のときに私が失敗した原因がこのGPA

英語のスコアもってるから自分いける!と思わないでください。GPAというのは非常に重要です。APUでの授業も大切にしてください。ヨーロッパ地域はGPA2.00が多いですが、その代わり要求される英語スコアが高かったりします。こんあたりはすぐに確認できるので調べておくことをお勧めします。

 

 

次に第二段階、学問分野と授業形態

私の専門はTourismです。私の場合、Tourism系の授業がないならその大学には行きたくない!というくらいこだわってました。だってそのために語学留学ではなく、交換留学を選んで応募するんだから。そしてBusinessやSocial Scienceなどと違って、Tourismというのは、学部ないし学科として成立している大学はかなり少ない。したがって、私の場合は専門分野でかなり大学を絞ることができました。

[方法] 地道に一つ一つ大学のシラバスを確認

 

そして授業形態。これは何かと言うと…机上の理論だけでなく、APUではなかなか機会が得られない実践的な学びがしたかった。もっと簡単に言えば、ただ一方通行のように授業を受講するのではなく、教授や学生同士で双方向的な何か(例:ディスカッション、フィールドワーク、セミナー形式など)ができる授業を好みました。

[方法] SEASカウンター(Academic Office)横の棚にある、留学体験談に目を通してみる(知らない人多いかもしれませんが、かなり有用性あります)/大学のHPやシラバスで授業形態を確認/その地域や国の教育システムの特性を調べてみる

 

最後に第三段階、学校外の環境

授業は学校内での話。学校外でどんな活動ができるかというのがここでいうことです。私の場合は、自分の将来の夢や目標を達成するために、留学中に少しでも多く知見を蓄えることが可能な環境がよかった。その国は観光学の中でも、特にどんな観光形態が強みなのかなどを調べてみたりもしました。

[方法] 観光学の文献を調べる/留学体験談に目を通す/大学HPで調べる

 

第三段階まできて、絞った3校(実際にこれで提出しました)。

第一志望:Linnaeus University(スウェーデン)

第二志望:Tamkang University(台湾)

第三志望:University of Hawaii at Manoa(ハワイ)

ご覧の通りなんとも面白い、国の統一性のなさ笑 しかし、自分の中では一本軸を通した上での3校の選択でした。そのため面接で、国の統一性について突っ込まれることに関して、まったく恐れていなかったです。

 

Linnaeus Universityは……観光学が学部として存在し、多くの観光学の授業がある・少人数制、双方向的、実践的な授業形態・世界各国から学生が集まる

スウェーデンは……観光学の中でも特に一番興味があった”持続可能な観光””エコツーリズム”が盛んな国であったこと・将来の目標の1つである地元活性化、スウェーデンは私の地元と環境下が似ていたため・ヨーロッパ、それも日本人にとってはマイナーな国で生活してみたい!笑・ヨーロッパ周遊旅をしたい

このあたりがスウェーデンLNUを選んだ理由です。

 

随分長くなってしましました(・・;)

では最後まとめます。私が志望校選択のときにやっておくべきことだと思うことは、

 

①交換留学の意味をちゃんと自分の中で落とし込んでおくこと

(今回あまり触れてませんが、なぜ交換留学じゃなければいけないのか、なぜこんなにも魅力的なAPUじゃダメなのか、など)

②自分にとって譲れないものを作ること

③面倒で地道な情報収集という作業を怠らないこと

 

皆さんにとって、少しでもヒントになれば幸いですo(^▽^)o

そして気になることがあれば、遠慮せずに私に喰ってかかってきてください!笑 私が答えられる限り全力でお答えします!

 

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Nats