<五感編>第3場:ヨーロッパ漫遊旅行で何を得た?
さて、お待たせいたしました!!
第二幕の開演でございます。
※ …ふざけました。お許し下さい。
実は先日(知っている方は多いかもしれませんが)、『Europe Journey』と題しまして、年末年始にかけて3週間弱ほどの横断旅に出ておりました。2泊しては高速バスで移動する…そんなまさに今しかできない体力勝負旅でした。
そこで!随分お堅いタイトルになってしまいましたが
じゃあ遊びまくってきただけじゃないのか!!…その主張を毛頭否定する気はございません。まさにその通り。ヨーロッパいる今のうちにたくさん旅行しちゃおうぜという魂胆から始まってるものなのですから笑
ちなみに前回の中欧旅行はこの旅の第一弾でもありました。第二弾と合わせて 8ヵ国10都市 まわったことになります。
ただ意外と思わぬ副産物と言いますか…肌で感じ取ることによって頭にビビっときた思いも生まれてきまして。カッコよく言えばインスピレーションです。笑
その思いを、冷めないうちにここに残しておきたいという考えのもとの投稿。
徒然なるままに…
最初に注意点として述べておきますが、あくまで観光分野という範疇での考えです。日本のすべてのすべての要素を網羅して言うわけではないので悪しからず。
さてそんな私ですが、実は面白いバックグラウンドをもってます。まあ詳しくはまたいつか。笑 簡単に言えば、代々父方の家系が観光業従事者なのです。つまり嫁いだ女性方も、最終的には自動的にそうなります。まぁ紆余曲折ありまして、私も今となっては観光学を学修している身。やはり血は争えないのか笑
そんなバックグラウンドから、(自分では普通だと思っていたのですが) 職業病といいますか、人とはちょっと違う視点も持ち合わせているようで。
そして優秀かは別として仮にも観光学専攻。この旅でもそんな部分が働いていたんじゃないかなぁ。
また、こっちに来てから強く思うようになったこと。
学修や知見をすればするほど、私は日本の観光分野をもっと世界に伝えたいという思いが強くなる。海外でサービス業に従事しようとは特に思わないのです。
では導入はここまで…そもそも海外での日本の立ち位置ってなんでしょうね。
私の今までの経験から言うと
ヨーロッパから見た日本=わかりやすく言えば「Tokyo」「Sushi」時々「Cartoon」なんですよね。「Osaka, Kyoto」が出てくれば万々歳。これだけ知られてるのは国民として誇り!ただ、アジア地域の中では抜け出て共通認識があると思います。それに先進国の一つだという認識も。…でもそれだけともいえるのかなぁって。
国によりますが、北欧地域ではお互いのことまだ馴染み薄いですよね。実際私はSwedenのことを少しでもより身近に感じてほしくて、このブログやっていますし。
日本文化の素晴らしさって、当たり前ですが「Sushi」だけじゃない。サービスだけみれば、日本って本当に素晴らしいと感じるんです。他と比べて優劣という話ではなくて、(日本が持ってないものが海外はもっていることも沢山ありますから) 突出して独特で良さがあるんじゃないかと。
それを守りより伝えていくために、観光従事者になりたい。日本が好きこそです。大好きで本当に素敵だから、世界に知ってほしいと思うんです。
日本のホスピタリティは世界一と言われています。
じゃあ日本らしいホスピタリティって何?…私にとって永遠の課題です。笑
でもなんとなーく今回の旅で感じたことはあります。
「細やかさ」が日本の良さを引き出すものなんじゃないかな~って。
日本人が生まれつきもつ特質から、自然的に生まれる心が、日本のサービスに「おもてなし」という形で表れているんじゃないかな~(という考えです。笑)
ま、このように今回気難しく偉そうに言ってますが笑
まだまだ分からないことだらけです。でもこうなんとなく自分なりに霞でも掴めた瞬間って、気持ちいいですよね~笑
ちょっと前ですが「お・も・て・な・し」という言葉が流行になったことがありますよね(2013年の話でした笑)
今「Sushi」がそのまま世界中に拡まってるように、ホスピタリティじゃなくて「Omotenashi」っていうワードが通じるようになるといいな~
あ、コレ私の夢のひとつに加えようかな…(突然思い立つ)笑
2020年の東京オリンピックも、ひとつ契機にしたいところ。現在進行中で多々問題発生してますが、一応どんな形でも東京は選ばれし都市なんです。それも世界の目から審査されて。だったら私は逃す手はないと思うんですよ。ただきっとやり方の問題ですよね、道がそれっちゃってるのは。
「O / mo / te / na / shi」を拡めるために、私は“ホテル”じゃなくて“旅館”を使いたい。誰になんといわれようと(誰も何も言ってませんが笑)、地元を実家を今より隆盛させて知ってもらうことが、今のところの私の最終目標。
そのための取っ掛りとして自分がありたいと思うわけです…そうなると避けられないのが言語の壁。だから私は英語を勉強しなければならないということ。カッコつけてるようですが、あくまで自分のためです。どんな目標も自分がやりたいことに過ぎないですから。その結果、社会に少しでも形を残せたら万々歳なわけです。
なんか自分で書いていてワクワクしてきた~
夢は膨らむばかり、あとはどれだけ自分で実現に近づけられるかが問題です。笑
最後に私が面白いなと思った言葉を。
ホテルは劇場
ロビーは舞台
働くスタッフは役者
そしてお客様は観客だと思え
お客様が見たいのは、その役を演じてる役者
舞台にいる間は、それを全く感じさせない演技ができてこそプロフェッショナル
あるドラマから… 皆さんはどう思いますか?
Nats