一夢庵風流記 in Sweden

Linnaeus University (Kalmar) Sep.2015-Jun.2016 Exchange Life ~脚本演出:Nats~

<五感編>第3場:2015年の振り返りと2016年への志

皆様こんにちは!

さて改めまして、明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願いいたします(^O^)

 

幼い頃はこの新年の挨拶が、なんとなく恥ずかしくこそばゆい上に少し面倒で、実はあまり好きではありませんでした。

しかし最近は(高校で親と離れてからかな~)毎年1月1日の年の始まりに、今年も親戚一同で集まることができて、変わらず新年の挨拶ができるんだなぁと思うとなんだか嬉しくて。

それに輪をかけて今年は初海外での年越し。直接にしろ電話にしろSNSを通してにしろ、必ずみんな新年の挨拶をする。そんな日本の文化は素敵だと思いました。

 

前年も何事もなく、新たな年を大好きな皆さんと迎えることができます。そしてこんな自分ではありますが、今年も前年同様また前年よりも深く、どうぞお付き合いください。

そんな願いを込め、ご挨拶申し上げます。

 

 

さてご挨拶は前回もさせていただいたので、このへんで…

 

無事Swedenに戻ってまいりました。ヴェネツィアで宣言したように、遅れてではありますが2015年の振り返りをして2016年の志をここに書き記していきたいと思います!

 

 

まずは、2015年の振り返りから。

 

年初めには、ついに自分の学年に訪れた成人式。実は、自分自身は成人式に対してそんなに大きな意識を持っていなかったのですが、家族には大きな節目だった模様で。自分が成人することは、これほど祝われることなのかと笑 そこで初めて周囲への感謝の念が出てきましたね。そして私は(自分で言うのもなんですが)これだけの人に愛されているんだと、支えられてきたんだと改めて認識しました成人したから何か変われたのかというのは別にして、そういう気持ちをすごくもった出来事だったように思います。会社の新年会で大泣きしたのは、自分でも予定外でしたけどww(あれは父親の一年の始まりの挨拶よりも、すべて私がもっていった形になってしまった笑)普段あんまりそういう感情表に出さないものなんでね、おそらく皆が驚いてたはず。笑 成人式に久々に地元の友達や友達家族、先生方と集まれたのも本当に嬉しかった!もう地元は10年近くそばにいた付き合いですからね~。皆それぞれ自分の道を精一杯歩いてるんだなと。特に、自分より先に社会に出て闘っている幼馴染は、自分なんかよりずっとずっとスゴイと思いましたよ。春休みには高校の同窓会も出席し、これだけ楽しい人たちに囲まれて送れた自分の高校生活悔いなし!という感じでしたね。

 

年度初めは、大学3回生ということに責任と不安と焦りを感じていたことを憶えています。自分が1回生で見てきたAPUの先輩方と同じ学年になるということ。じゃあ今の自分は今の1回生からどう見えているんだろうか…そして自らの意思で、より後輩から注目される立場に、自分が見てきた憧れていた先輩と同じ立場に立つことになる。学年的な数字と、自分のスキルや精神のギャップに、何故か無性に不安になっていた記憶があります。とは言いつつも、始まって忙しい日常が訪れてしまえば、もうやる他ないんですけどね。いつものようにがむしゃらです。笑

 

そして今度は、留学前のAPU生活でやりたいことやり尽くさなければ!という焦りに。帰国したら4回生の秋セメ復帰、夏は就活で追われているかもしれないし、復帰してから半年しかない…(ただ最近は、いろんなことを考慮して卒業と就活を半年伸ばすか考え中ではあるのですが)そんなところからきてた焦りだったように思います。結局相変わらずTAで忙しくしていたのですが笑 そんなTAも好きじゃないとやってないですから笑 私なんか2回生とかよりも気まま勝手にやってしまっていましたよ…どうしようもないですね(^_^;) TAを第一線でやることはもうないかもしれません。ただこの組織のおかげで、なんでも言い合える仲間がいることに気づかされたし、これだけ凄すぎる仲間の中で、じゃあ自分の自分にしかできない前での立ち方はなんだと模索もできた。そこから自分を少しは分かることができた。3回生で働かせていただけたのは大きな経験でした。留学前に根拠のない自信をもっていけたのは、こういう経験が支えてくれたのかもしれません。また、渡航前にたくさんの人に声をかけてもらえたことは何よりの幸せで、何よりの喜びでした。今思っても、あんな幸せの中にいたんだな自分!って思います笑

 

そしてなんといっても2015年は自分にとって大きな船出をした年でした。やはり留学というのはこういう位置づけになってしまいますね~

半年間、“何かをやった”のか“何かをできた”のか。そんな考え方は最近になって捨てました笑 (果たしてこれが正解かは自信を持てませんが…) APUってどうしても経験値求めがちなところある気がするのですが(勿論それは素晴らしくてイイ事です!やらないよりはやったほうがいい、当たり前です。そこは前提として)、異国に身を置いて知見したり学修したりできる、それだけで、感じ得ていること考えることはたくさんしているんじゃないかと思います。半年間“何かをしたのか”と聞かれたら、正直何をしたとは言えません。インターンに参加してるわけでもないし、バイトしてみたわけでもないし…それでも授業は受けてたし、ここでの生活を送っていた。それだけでなんかいろーんな思いを抱いていたことは確か。それが私の留学最初の半分の学びです。いろんな経験をしてた人と比べたら大したことないかもしれない。でも自分で感じたことは嘘ではないからそれでいい気がしてます(とりあえずは)。そんな留学生活でした!もちろん立ち止まってしまったこともあったし、あのとき時間を無駄にしてしまったと感じることも多くありますが…だからといってあと半年しかないどうしよう!という焦りは、最近自分の中から消えました。器用じゃないし効率悪い頭でっかちなのはわかっているから、こういう走り方しかできなかったのも事実だし(このへんもいつになっても変わりません、そこは少しずつ改善しなくちゃなりませんが)。いい意味で次のセメスターへのバトンを繋いでいける心の準備は、旅の間に完了しました。

 

2015年の振り返り…

たくさんの素敵な人たちがそばに立っていてくれることを実感して、幸せだったよ~! 私なりに走ってみたよ~!

一言でまとめるとそんなところでしょうか。(だいぶまとめた笑)

 

 

さて、そんな振り返りを踏まえて2016年への志

まずは予定として既に決定済みの、残り半年間の留学生活。振り返りでああはいったものの、このままじゃ日本に帰れません。まずはいろんなリスクを背負って背中押して送り出してくれた両親に申し訳が立たない。そして自分のために、この期間にこの場所で、まだまだ吸収してアウトプットしなくちゃいけないことがある。それをやってから帰国します。

帰国後は、正直就活するかどうか今のところわかりません。というより気持ちがイマイチ就活に向けられていない。いろんな理由がありますが、一番は今のままじゃ自分の納得がいくような就活をできるとは到底思えないことが大きい。これだけ日本と距離があると、情報の距離はもちろんやはり意識の距離ができることを感じてます。今のままじゃどこも無理だということを自分で一番感じる。そしてそれに対してこの距離を自らの努力で縮められる自信がない。そこまで手を回せないというのが正直なところ。チョット上述したように、半年卒業を伸ばすか遅らせることを考えています。ただしこれはまだ悩み中なので決定事項じゃないし、まだまだ不透明なところです。早めに意思を決めたいとは思ってはいるのですが、私一人で決定できることでもないので慎重にこれから考えていきます。

(就活は別として) 帰国してからのことは帰国直前に考えます。笑 今ハッキリしているのは、残りの留学のイメージ描写だけなので。

 

半年間の具体的な行動目標は以下の通り。

  • 今よりも英語漬けな毎日を送ること(リスニングとスピーキング増強、日本語に逃げている部分を減らすこと)。
  • 英語以外の言語(スウェーデン語/ベトナム語)の習得に本気になる。とりあえず総復習をして、毎日時間を取る。
  • ヨーロッパ人に対して引け目を感じずに自分から突っ込んでいくこと(留学最初の気持ちを取り戻せ!)
  • 専門の観光分野の知識をより一層養っていくこと(より質のいい授業の受け方と積極性を)。
  • 留学後半も自分で足を運んで、五感で受け取ることを忘れずに。
  • 運動を再開すること(ジム/FIKS参加)。
  • 時間がある今のうちに、お金をかけず自己流で学ぶ何か面白い特技をひとつ身につけたい!(何かの初心者になりたい)
  • スウェーデンを(嫌な部分も受け止めて)隅から隅まで愛せるようになること!!

 

2016年の志!前のめりになる!!

以上。Natsがお送りする2016年の志でございました。

 

それにしても。私が半年を終えて日本に帰国するときにはもう、2016年の半分が終了していると思うと震えます…Σ(゚д゚lll)))

…やばいよ、2016年も油断してたらあっという間だよ…

 

2016年、

自分の大好きな大切な人たちと

そして今年新たに出会える人たちと

共に過ごせる時間に胸躍らせて…

 

みんな!一緒に私と笑いましょう(^O^)/!!

 

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Nats